葉音の家具で使われる木材・組み手・塗装など

葉音の無垢材家具に使われる木材について
岩手以北の栗材、北海道産のクルミや楢材など国産広葉樹の他、ウォールナットやチェリーを使い制作しています。
丸太で仕入れ、板に製材の後、自然乾燥、人工乾燥と数ヶ月以上時間をかけ乾かした後、家具用材として工房へ運ばれます。後々割れや狂いが出ないようにするための必要な工程です。
丸太で購入するメリットは、色味が揃うということ、同じ材でも丸太ごと微妙に色味が違います。例えばテーブル天板を接ぎ合せるときにその差がでます。
また、貴重な幅広材を数枚とることもでき、テーブル天板にはその幅広材を使います。
葉音の家具は、目立つ節や虫穴の部分は使わないようにしています。

木を組む
ほぞ組みなど伝統的な工法を使い組み立てています。
木材は置かれる環境や一年の湿度の変化などで収縮や膨張を繰り返します。その際生ずる板の反りを抑え、動きを吸収し接合部が壊れたり緩んだりすることのないよう木取りから組み手方法まで木の性質、強度を総合的に考え製作しています。

塗装について
キャピタルペイントのオリオ2(ウレタンオイル塗料)を主に使用しています。
オリオ2はオイルフィニッシュのような自然な風合いでありながら物性面では2液ウレタンに引けをとらない性能を有し、かつ安全な塗料です。
またはプラネットカラーのグロスクリアーオイルを使ったオイルフィニッシュも可能です。

メンテナンスについて
普段のお手入れは乾拭きになります。
かさついてきたと感じたときにビーズワックス等を塗布し拭きあげることによって、しっとりとした風合いを保つ事ができます。
詳細については、家具お引渡し時にお渡ししております説明書をご覧下さい。
10万円以上家具をご購入の方に写真のフィーデンワックスを差し上げております。
ショールームでも販売しています。(1,260円)