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自然のこと 日々のこと

2013年4月~2015年4月


2013年4月22日(月)

道脇や庭のあちこちに咲き出しました。可憐な姿に、すみれ・・・さんと呼びかけたくなります。
写真を撮るのを言い訳にして、地面に這いつくばって顔を近づけて見ています。


白と青紫のタチツボスミレ。家の前に3株見つけました。

ノジスミレ
葉の形が細長く、花はタチツボより ひとまわり小さい。毎年少しづつ増えていてうれしい。

子どもが道端で見つけてプレゼントしてくれた、 庭にはなかった薄紫色。(タチツボ) かろうじて根が残っていたので、すぐに植えました。

濃紫のタチツボスミレ 庭ではこの色がいちばん多くなりました。


たんぽぽ
                                                                        2013年5月7日(火) 
一度やってみたかったことのひとつ、家の前のたんぽぽの根っこを掘り出して、
たんぽぽコーヒーを作る。
花の咲く前に15株掘りました。
葉だけでは、ニホンタンポポかセイヨウタンポポか分らなかったのですが、

総ほう(がくのように見える部分)が、反り返っているのがセイヨウタンポポ、
反り返らないのがニホンタンポポだという見分け方をたよりに花が咲いてから見てみると、
この辺りは混在して生えているようです。
根を洗って、細かく切って、半月ほど干すとカリカリに。
この段階で、かさは半分になった感じ。
フライパンで炒ると、 香ばしいような苦いような
独特の香りが部屋中に満ちてきます。
少し冷まし、ミキサーで粉砕。
両手に乗るくらいあった根っこが一掴みの粉になると、
貴重な漢方薬に思えます。

コーヒーを飲むようにフィルターでドリップすると・・・
今回は浅煎りだったかもしれません、
色が明るめでした。
しかし、これこれこの味、この苦味。飲んだ後胃が落ち着く感じ。

この一杯を飲むところまでたどり着けて、よかった。
何かに効きそうです。

たんぽぽの花こんなにきれいだったかな、と
眺めながら飲みました。

肝機能促進、ホルモンバランス調整、利尿作用、血流改善等々

ヤマフジ
                                                                                2013年5月27日(月)

何も植えられていない畑の向こう側、雑木林に山藤が咲いている。
誰か気づいているかな、誰も見ていないのかな。
巻きついた大木と一体になって、風に大きくゆれている。
うす曇りの午後の、静かなショー。

実る頃
                                                              2013年6月17日(月)

桑の実は黒くなったら採ろうね。
ジューンベリーは赤紫になったらね。
ミヤマウグイスカグラの実は真っ赤に透きとおったら。
山椒の青い実は、粒がもう少し大きくなったら。
・・・
ついこの間までそんな風に子どもに話していたら、昨日はもうみんな採り頃でした。
熟した実はそのままアイスクリームにどっさりのせてたべよう。
山椒の実は佃煮にしよう。

庭仕事のともだち
                                   2013年7月12日(金)
庭のフェンネルにこの頃いつもいる、居心地のよさそうなフェンネル色のバッタ。
庭の花を花器に入れるだけで、
とてもみずみずしい気持ちになるから不思議です。
今朝は山アジサイ。

                2013年9月27日(金)
くりの木の下   栗が降る
アカマンマの咲く草むらに
ミズヒキのゆれる茂みに
ホトトギスのとなりに
今年のは大きいね。ひと粒で小さな子の手の中いっぱい。

 
                      2013年11月1日(金)
両手で持ってもずしりとして、表面はボコボコと硬い。
家の前の林で見つかりました。
自分の頭の上に掲げて、森を駆ける感じを想像してみる。
冷たい風にあたった日の、
大きな相手と戦い突き合わせた日の、
雪の草原を連なって歩いた日の、牡鹿の見た景色はどんなだったか。
毎年生え変わるというから、これは時が来てある日不意に落ちたものかもしれません。
苔むしたやわらかな地面に戻してみると、
舞い散る木の葉と同じく、自然の秩序の美しさの中にありました。


冬の入り口
                                                                              2013年12月5日(木)
枯葉の積もる森にカサコソ分け入って、子キツネになったような気分の先日の一日。
冬の森は、もう色とりどりの姿では迎えてくれずにだんまりとしているから、
もう少し親しくなりたくて、帰ってから、拾い集めたものを図鑑で調べる。
枯れて朽ちていくものの渋い色や抜けた色、カラカラの軽さ。
瑞々しい命の物語のその後ひとときの姿を、並べたり、眺めたり。
左上から時計回りにウラジロモミ、シシウドの花のあと、ヤシャブシの集合果、ハリギリの葉
ウバユリの種の落ちたあと、上下に並んだカラマツと赤松の松ぼっくり、
大きなヒメマツハダの松ぼっくり

上下に並んだズ ミの赤い実(たぶん)とノリウツギのガク片、何かのつる
 (清里・キープの森で)


 
冬の光
                        ガラスひとつぶとバラの実の影
                         2014年1月16日(木)
取り立てて何かがなかったとしても、家には窓辺というものがあって、
目を向ければ小雪が舞っていたり、枯枝に束の間小鳥の姿があったり、
冬の空気を含んだ光が差し込んだりしています。
新しい年、ひとつひとつ小さなことも捉えなおしてみたい。
新しい景色を見ることができるように。


                2014年2月18日(火)
大雪
100cm以上積もって、しばらく閉じ込められました。
粉のような雪だったのに、雪面はずんずん上がって、
圧倒されているうちに窓の高さを超えました。
食料は何日もつかな、と考えてしまうほど。
いただいた切り干し大根・人参がありがたかった。
お味噌や干し柿のような、保存食の知恵の深さが身に沁みました。

南アルプス連峰             
                                                   2014年4月7日(月)
大きくて青くてその懐は深く、透きとおった空に頂は白く輝いている。
ひんやりとした春の風を頬に当てながら、峰々を仰ぎ見る。
そんな時間があった日は、いい日だと思う。


キビタキ 
                                                                     2014年5月28日(水)
ひときわ甲高い歌声が響きました。
新緑の梢を見上げて声の主を探すと、思いがけず鮮やかな姿が。

 
 

 
   梅雨の頃                                 2014年6月27日(金)

しばらく放っていた庭でつくる、葉っぱがほとんどのブーケ
大粒の雨と一緒に落ちてきたカラマツの青い松ぼっくり
朝4時半起きの清流の釣り。岩魚3匹アマゴ1匹

2014年8月5日(火)

 暮らしに水汲みが加わると、ちょっと忙しくなりますけど、
夏の間は時々近くの湧き水のあるところに行ってボトルに溜めて、
頭の中も、じんじんするほど水の音でいっぱいにしてきます。
 今回は道すがらタマゴダケを見つけたり、クワガタを手に乗せたり。
帰ってから、湧水コーヒー。あとは湧水ササ茶やら、湧水どくだみ茶やら、干しておいた葉っぱで愉しみます。


秋空
                                                                           2014年9月21日(日)
頭の上いっぱいに広がって、少しづつ動いていくうろこ雲。
見上げていたら、水底に居るような感じに。

ヤマネ
                2014年10月30日(木)
 からまつの細い落ち葉が砂利の間にびっしり敷きつまる。
 先日、テーブルに飾っていたバラの実の束の、ほとんどの実が一夜のうちに食べつくされて、
赤い実の皮が散乱していました。テーブルには点々模様や、ちいさな箒で掃いたような跡が。
いったい誰が犯人かと、ヒメネズミやヒヨドリや、この間迷い込んで部屋に入ってきたコウモリ、
それから3歳の次男を疑っていました。
 次の朝、バケツの底でヤマネの死骸が見つかりました。
まだ子どものようで、テーブルのちいさな箒の跡はふさふさのしっぽを引きずったからでした。
犯人だなんて言って、小さな丸い背中を見ていたら涙がこみ上げてきました。
外に出してあげられたらよかった・・。
 亡き骸を、清里のやまねミュージアムに持って行きました。
体重8.6g。この秋に生まれて、もうすぐ冬眠するところだったけれど、
この小ささでは冬を越せなかったと思うと言われました。
ねずみやリスの種類ではなく、固いものは苦手だそうです。花の蜜や果物が好きだそうです。
前に道脇のあけびが食べられていたのも、そうだったのかもしれません。
    ニホンヤマネ・・・国の天然記念物。日本に数百万年前から棲んでいる生きた化石。


 
そとは雪  
 2014年12月16日(火)
乾いた栗の落ち葉に雪が降ると、
シャラシャラシャラシャラ 庭が鳴ります。
一面真っ白になるまで。
 

春のしるし
                                                                         2015年4月3日(金) 
山の春をいち早く教えてくれる檀香梅(ダンコウバイ)。
細い枝から春の光が吹き出しているよう。
早春の木立を見るとき、いつも探すようになりました。
今日は鶯の声が響く、コナラや赤松の林の中。


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