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自然のこと 日々のこと

2016年1月~2019年7月

             苔生す     2019年7月22日
 
雨が続いて、どこもここも苔が生え、
道路脇の擁壁に目が奪われます。

屋根の上にまで苔。
掃いて落としてみたら、思いがけず丸かった。 

 

WANTED
             2019年6月16日
初めて会ったのは、
上高地の森の中。
次は 八ヶ岳でした。
あなたはどこで会いましたか?

マムシグサ

                                         2018年7月12日
朝いちばん、誰に会ったかで一日の気分がつくられる、とか。
                                                      2018年6月22日
玄関先のヘビいちご。訪ねてくれる人にたいてい
「食べられないんだったよねぇ」と言われながら、じわじわ増えています。 

                                        2017年11月5日(日)

息が白くなるほど寒い日もあり、この間まで庭を飛び交っていたみつばちたちは巣箱からほとんど出てこなくなりました。
夜はよく、湧き水の白湯に、秋口採った蜂蜜をスプーン一杯入れて飲んでいます。
あったまる。のどにいいって。腸にもいいって。虫歯予防にもいいって!?
はちみつの健康効果に興味は尽きません。

まきびし                        2017年7月8日

金平糖の缶に入れられたコノテガシワの実と菱の実。 忍者には絶対必要なのだと、
垣根になっているコノテガシワの実を集めていた6歳男子。
〝まきびし"のつもりだそうです。
その後、湖のほとりで菱(ひし)の実を見つけました。
これはほんとうに痛い、元祖まきびしです。
忍者屋敷にも陳列されていました。
床を歩く時、緊張がはしっております・・・。

2017年8月3日(木)

そろそろ蜜がたまっている頃かと、7月に初めて蓋を開けてみました。
ニホンミツバチ重箱式巣箱の一番上の段。
なんて見事な巣の断面。期待していた以上に蜜がたっぷり蓄えられていて、開けた瞬間、蜜に照らされて顔まで輝く!
    
ザクザクと巣を切り取ると、垂れ落ちる蜜。
巣の部分による色や味の違いを堪能します。
Memo:色が薄いところは花の香りがして食べやすく甘い。さらっとしている。
濃いところは花の香りも甘みも強く、味わい深い。ほんの少しの苦味。

ヤマザクラ、ツツジ、ハリエンジュ、ウワミズザクラ、クリ、ハギ・・・近隣に咲く花々が思い浮かびます。
年に一度の採蜜です。ミツバチたちに必要だと思われる分の蜜はたっぷり残して、蜂たちからちょっとおすそ分けしてもらう気持ちで。


  ツリバナの花の咲く頃
                                                     2017年5月18日(木)
雨上がりのツリバナの花。撫でたらシャララと鳴りそう。
 
      

 分蜂
2017年5月7日(日)

巣箱の中で静かに越冬。
暖かくなると活発に出入りしていました。

そして5月の陽ざしの明るい日、いつもより騒がしいなと思っていたら、表にどっとあふれ出ている!分蜂です。
庭じゅうを飛び回る何千匹という蜂の羽音。
これをずっと聞いていると、人間界の雑念がふっとぶのです。

 女王蜂を中心にした蜂の王国システムは不思議なことばかり。 蜂の本を読むと面白い。興味深い習性、植物との繋がりも見えてくる。プログラミングなどとも関係がありそうです。 「ニホンミツバチは人と対等な関係であり、パートナーである。」そんな一文にも心動かされます。
庭でハチミツがとれたなら~甘い気分で始まった養蜂ですが、分蜂時は大騒動。できるだけそっと捕獲をし、巣箱は3つになりました。


 2017年5月11日
芽吹きと桜が咲くのとが一斉にやってくる山の春。
そよぐ風がかすかに甘い。
鶯やツグミがさえずり、こどもたちはノーズフルート(鼻で吹く木の楽器)で答えます。


2017年5月3日

ニホンミツバチの分蜂の群れが集合しやすいように桂の木に板を取り付けて待っています。

巣箱の前にたくさん落ちているミツバチの巣の蓋。雄蜂が巣から出てきたらしい。
あと2週間くらいで分蜂がはじまる!という証拠だそう。



2017年4月17日
薄日の射す林にきらめくウワミズザクラの新芽。
巣箱に戻るみつばちの多くが、脚に花粉団子をつけています。
春浅い山麓のどこに、そんなに花が咲いているのか。
春をよく知るみつばちさん、今年は蜜を採らせてね。

2017年2月10日(金)
雪の降った次の日の朝、陽がさして林が眩しい。
白く変わった木々の枝や、一夜のうちに出来た軒先のつららを眺める。

アトリ、シメ、ヤマガラ、シジュウカラ、カワラヒワ、ジョウビタキ、キジバト、ヒヨドリ。
ひっきりなしに来る鳥たちの、ヒマワリの種の食べ方に見られる性格の違いについて話す、朝の食卓。
写真上段左:ギャラリー入り口
上段右:シジュウカラ
下段左:ニホンミツバチの巣箱、少しは保温できるかと藁で覆っています。 寒い日は全く出てきませんが、中では一塊になって耐え忍んでいるようす。
下段中央:栗の木を一本伐り倒し、来年の薪用に玉切りをして積み上げたところに、雪。
下段右:上のほうの枝から時折雪のかたまりが落ちてきて、けぶるカラ松の林。
 

2016年11月12日(土)
全国を旅した思い出がいっぱいの、隆一さんの古い自転車。
革のサドルにオイルを塗りこんで、ハンドルのバーテープを巻きなおして、タイヤとワイヤーを取り替えたら、35年経っていても新品同様になりました。
葉の敷き詰まった坂道、落ち葉焚きの煙をくぐって走る。


2016年7月6日(水)
山アジサイのガクの色、白から青紫へ日ごと色濃く変わっている。
このアジサイは数年前、子どもがどんぐりの実をたくさん拾って学校に届け、代わりにもらってきた苗木です。
60cmほどに育ちました。どんぐりクラブ(山梨県森林環境部みどり自然課)なるところの粋な計らい。
どんぐりは楢の苗木に育てて、公共の場に植えられているそうです。
 
庭のカマキリの卵は孵化して、幼いカマキリは散り散りになっていた。
1cmほどの体で、一丁前に鎌を持つ。


2016年6月4日(土)
ニホンミツバチの巣箱を作って庭に置き、蜂が自然に入って巣を作ってくれるのを待っていましたが、気配の無いまま2年が経っていました。先日隣町の大泉でニホンミツバチを飼っている知人が(みかねて?)分蜂の際声を掛けてくれました。(蜂の数が増えると、新しい女王蜂が現れて群れが分かれます。)駆けつけて、念願のひと群れをうちの巣箱に分けていただきました。

写真左:分蜂が始まり、数千の蜂が庭先を飛び回っています。すごい羽音。
右:女王蜂を囲んでひと塊となった群れ(写真下)をダンボール箱に入れて捕獲した後、うちの巣箱にいれていただきました。

小淵沢のうちの庭に引越してきてから10日。ここを気に入ってずっといてくれるといいな。
間近で眺めていると手や肩に乗ってきて、可愛い。
巣箱の一番下に作った7mmの隙間を出たり入ったり。時々、脚に花粉を付けた蜂もいます。
橙色の花粉、黄色い花粉、白い花粉。何の花の蜜をとっているのかな。ちょうど栗の花も咲きはじめました。野いばらも咲いています。ご近所のお庭に蜜をいただきにお邪魔しているかもしれません。
(受粉のお手伝いもしますので・・・どうぞおゆるし下さい。)


2016年1月25日(月)
年の初め、東京の実家で庭の南天の煮汁を飲ませてもらう。(咳やのどの腫れに効くというが、苦いっ。)
七日、八ヶ岳の麓にもまだ雪が積もっておらず、小さな白い花までつけたハコベを見つけたので、おかゆに入れる。
十七日、今年初めての雪の夜、麹の香をかぎながら地元の大豆で味噌を小樽に仕込む。

雪の小道を行ったのは、セキレイでしょうか。
長い尾を引きずったような跡。


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